「FXの税金は、少々の利益なら申告しなくてもバレないですよね?」
「いくら以上儲かれば、申告しないとヤバイですか?」
というのがあります。
そもそも税金ですので、当然、法律に則って納めるべきものなのですが、ネット取引等で簡単に始められることもあってか、FXをされておられる方の中には、納税意識の低い方が結構おられるようです(実際、FXの税金に関するきちんとした情報が少ないということも言えるかも知れません)。
ある有名なFXセミナーの講師は、その問いに対して「1000万円までは申告しなくても大丈夫ですよ」と、無責任にも答えていたそうですが、結論から申しますと、それは非常に危険です!
まずここ数年、税務署も非常に厳しくFXの税金に対して目を光らせています。それは新聞やニュースを見ていても分かりますが、実は大きな利益を上げている投資家のみならず、少額の個人投資家のところへも税務調査が来ています。
そもそも税務署の調査官には、一般企業の営業マンと同じく、調査件数のノルマというものがあります(一人の調査官につき年間およそ33件と言われています)が、つまり、その中でより多く実績を上げられた人が評価され、出世していくわけです。
となると、摘発に行ったけれども空振りで終わったということでは、非常に効率が悪いわけです。
「FXの税金は申告しなくてもバレない」
という言動は、元々FXを扱っている取引業者には、税務署に報告する義務が法律上はなかった事から来ているかと思われますが(2009年1月1日より義務づけられました)、義務がないだけで、税務署から「見せなさい」と言われれば、業者も通常は応じるのが普通です(そこで拒否して怪しまれ、逆に強制調査をされては会社の信用問題に関わりますから……)。
それほど、税収の減っている税務署からしてみれば、年々増加しているFX投資家というのは、絶好のカモだということがお解り頂けるでしょう。
あと、
「FXの利益が20万円以下なら申告しなくても大丈夫」
と言われる方がいらっしゃいますし、取引会社のホームページや、雑誌等でもそう書かれていることが多いのですが、それは給料を1つの会社からもらっているサラリーマン等の方(年末調整だけで税金の計算が終る方)だけの話です。
副収入のある方等、それ以外の方は、FXの利益が1円でもあれば申告義務が発生します!
上記からお申込み頂ける無料E-BOOKの中では、FXの利益が30万円以上でも申告が不要になる方法の他、効果的に利益を守るテクニックなどをお伝えしていますので、興味のある方は、一度ご覧になってみて下さい(頻繁に、広告メール等が送られてきたりすることはありませんのでご安心下さい)。
FXの節税に関して本当に理解している税理士は非常に少ないのが現状ですが、200万円の追徴課税が現実にかかる人もいれば、事前にちゃんとした対策をしておくことで、その税金を一切払わなくて済むことも可能になってきます。
以上のことからも、FXに関する税金の申告は必ず行いましょう。
|